もろみを堆肥場に運ぶ際に、見た光景がこれです。
強い風が吹く中、サトウキビ畑で行われているこの作業。決してサトウキビの収穫ではありません。サトウキビの植付け用にサトウキビを刈っているのです。サトウキビは種や苗で植えるのでなく、成長したサトウキビの茎を節2つ残したものを埋めておくと。節から芽と根が出てくるのです。ある意味、クローン栽培ですね。その作業あとはこのようになります。
一面にサトウキビの葉(ぱーがら)と種にならなかったサトウキビの茎がころがっています。そして今年の初夏に植えた畑は今はこのような状態です。
規則正しく若葉が出ています。一見ススキの葉っぱのようにも見えます。そして1年経つとこうなります。
サトウキビは植付けから収穫まで1年半ほどかかります。しかも伊江島のキビは台風にさらされるのでまっすぐではないのもわかるでしょうか?このたくましく成長したサトウキビからイエラムは作られるのです。収穫まであと3か月ほどです。台風の影響が最小限であることを願っています。
暑い中での植え付け、草刈、台風対策、そして風の冷たい冬の重労働の収穫。農家のみなさんの働きのおかげです。本当にありがとうございます。今年の原料も少なくなってきましたが大事に仕込んで蒸留し、美味しいラムを作っていきたいと思います。
これからしっかりと台風対策をしたいと思います。せっかくの連休なのでお出かけを計画しておられたかもしれませんが、台風対策をしっかりして家でゆっくりラムを飲んでみるのはいかがでしょうか?(でも飲みすぎて避難できないということがないよう台風情報はチェックしましょうね)
では、みなさん台風に気を付けてよい週末をお過ごしください。
m.a
0 件のコメント:
コメントを投稿